死後の世界と人間の存在について深く見つめてまいります。
我が国は高齢化社会を迎え、「終活ブーム」といわれている昨今、散骨や樹木葬など様々な葬儀の在り方が話題になっています。また、人口減少に伴い、先祖代々の墓を守る子孫が絶え、無縁化するお墓も今後ますます増えることが考えららえます。
その様な背景を踏まえ、人の死や霊界の存在をどのように理解し、葬儀とは、お墓とはどうあるべきかについて、神道、仏教、キリスト教の3人の宗教家の方々との対話を進めてまいります。
そして、死や霊界を考えることで、私たち人間の存在とは何かを見つめ、どのような生き方をすべきか、幸せとは何かについて深く考えてまいります。
■第一部:ディスカッション
コーディネータ:小林 正弥 先生(千葉大学大学院 教授)
パネリスト:千勝 良朗 先生(つくば市 千勝神社 宮司)
パネリスト:戸部 謹爾 先生(柏市 真言宗観音寺 住職)
パネリスト:山口 道孝 先生(鎌倉市 カトリック雪ノ下教会 司祭)
■第二部:質疑応答
日 時:平成29年9月2日(土) 13:30~16:30(開場13:00)
開催会場:アミュゼ柏(千葉県柏市柏6-2-22 TEL04-7164-4552)
入場料 :無料
※参加申し込みが定員に達しました。ありがとうございました。
■事務局窓口
東京都港区麻布十番1-5-11-201 TEL 03-6447-0081
e-mail : info@s-forum.net
■講師・コーディネーター:小林正弥 先生
・1963年東京都生まれ
・東京大学法学部卒
千葉大学大学院 人文社会科学研究科教授
千葉大学地球環境福祉 研究センター長
慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授
兼任日本ポジティブサイコロジー医学会理事
東京大学法学部助手、千葉大学法経学部助手・助教授、千葉大学教授、1995年~1997年のケンブリッジ大学社会政治学部客員研究員を経て現職。
専門は、政治哲学、公共哲学、比較政治。慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授兼任、日本ポジティブサイコロジー医学会理事にも就任。
ハーバード大学のマイケル・サンデル教授と交流が深く、NHKで放映された「ハーバード白熱教室」では解説も務め、日本における対話型講義の先駆者とも言える。
著書に『アリストテレスの人生相談』(講談社)、『人生も仕事も変える「対話力」』(講談社+α新書)、『サンデルの政治哲学』(平凡社新書)、『神社と政治』(角川新書)など多数執筆。
監訳・解説書に『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』(早川書房)など。